2021年6月22日火曜日

『オセロ』を使ったリハビリ

  関東も先週から梅雨入りとなりましたね。

 さて、昔からあるボードゲーム『オセロ』。遊んだことがある方も多いのではないでしょうか。オセロは、2人のプレイヤーが相手の石を自分の石で挟むことによって自分の石へと換えていき、最終的な石の個数を競うゲームです。

行程を細かく見ていくと、自分の石と相手の石を判別し、縦・横・斜めに並ぶ石を見ながら、自分の石をどこに置くか決め、挟んだ石を換えていく…を交互に続けていく為、かなりの集中力を要します。

それを活かし、注意課題としてリハビリに取り入れてみました。



最初はゲームの途中で集中力が途切れてしまい終了してしまったり、相手の石を挟む事が出来ないことも多くありました。

当初は月に1度程度の頻度から開始しましたが、最終的には毎週訪問の際にゲームをするまでになりました。ゲームも最後まで行い、縦・横・斜め全てに注意を向けられるようになり、いつも接戦で盛り上がっています。『継続は力なり』。約一年間で大きな変化が得られました。

 机上でのリハビリは学習要素が強くなってしまう印象がありますが、ご本人のお宅にあるもの(親しみのあるもの)を使わせて頂き、違った角度からリハビリを行うことができるのも訪問リハビリの良い所ではないかと思いました。







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